労働保険の年度更新、継続事業の年度更新申告書記載例
「確定保険料・一般拠出金算定基礎賃金集計表」が出来上がったら、後は計算の上、申告書の必要な場所に記入及び転記していきます。年度更新用の申告書にはすでに登録されている情報が印字されているので、比較的楽に仕上げることがでにます。
<継続事業の年度更新申告書記載例>
※年度更新用の申告書ではなく、通常の申告書で記載しています。
<上記について>
Aさん毎月20万円の賃金・賞与年1回20万円(雇用保険被保険者)
Bさん毎月10万円の賃金・賞与年1回10万円(雇用保険なしアルバイト)
Cさん毎月20万円の賃金・賞与年1回20万円(雇用保険免除対象労働者)
<年間の賃金総額>
(Aさん)20万×12月+ボーナス20万=260万
(Bさん)10万×12月+ボーナス10万=130万
(Cさん)20万×12月+ボーナス20万=260万
↓
労災保険対象者分=Aさん+Bさん+Cさん=650万
雇用保険対象者分=Aさん+Cさん-Cさん=260万
一般拠出金対象者分=Aさん+Bさん+Cさん=650万
前年度の申告済み概算保険料額=7万8千円
以上の想定
継続事業の年度更新申告書の記入について
各月の賃金締切日等の労働者数の合計、もしくは被保険者数の合計を12で除した際に小数点以下がでる場合は切り捨てて記入します。しかし、切り捨てた結果が0人となってしまう場合は1人として記入することになります。
また、保険関係の成立が年度の途中であった場合は保険関係成立以降の月数で除することになります。
労働保険の年度更新の手続き
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